Xserver staticを使ってみた感想と活用方法
Xserver staticを使ってみた感想と活用方法
はじめに
これまで静的サイトのホスティングには、VercelやNetlify、Cloudflare Pagesといった海外サービスを利用するケースが多くありました。
一方で、日本のXserverが提供する Xserver static は、国内インフラならではの強みを持つサービスです。
実際に利用してみて感じた特徴や活用方法をまとめます。
本文
1. 利用の流れ
- GitHubと連携してデプロイが可能
- AstroやNext.jsなどの静的サイトを簡単に公開できる
- 設定画面が日本語で直感的に扱いやすい
2. メリット
- 国内サーバーによる表示速度
日本からのアクセスに強く、安定したレスポンスを実感。 - 安心感のある日本語サポート
海外サービスに比べてサポート対応がスムーズ。 - 既存のXserverサービスとの親和性
ドメインやメールと合わせて利用できるため、クライアント案件でも安心。
3. 注意点・課題
- 動的コンテンツには非対応
PHPやWordPressなどは動作せず、あくまで静的サイト専用です。 - CI/CD機能は自前で用意する必要あり
自動デプロイはGitHub Actionsなどを使って構築可能だが、Xserver static自体にその機能はありません。 - ディスク容量に制限あり
1GBまでのSSD容量制限があるため、大規模コンテンツには不向きです。
4. 活用の適したケース
- 国内向けの企業サイトやコーポレートサイト
- 個人ポートフォリオや小規模なプロジェクト
- WordPressではなくAstroや静的サイトで構築した場合のホスティング先
おわりに
Xserver staticは、非常に使いやすく、安定したホスティングサービスです。
海外サービスと比べると機能面ではシンプルですが、「国内で安心して使える静的ホスティング」という点で強みを感じました。
今後は機能拡張に期待しつつ、クライアント案件や個人プロジェクトに積極的に活用していきたいと考えています。