ドメイン設定の基礎:自分のWebサイトに住所をつけよう
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ドメイン設定の基礎:自分のWebサイトに住所をつけよう
導入
- Webサイトを公開するためには、まず「住所」にあたるドメインを用意する必要があります。
- ドメインは google.com や yahoo.co.jp のように、インターネット上でサイトを見つけるための目印です。
- この記事では、ドメインの基礎、取得方法、DNS設定、サーバーとの連携までを初心者向けに整理します。
前提条件
- Webサイトを公開してみたい、または公開を検討していること。
- サーバー契約を済ませている、もしくは準備中であること。
- 「DNS」や「ネームサーバー」といった用語を聞いたことがあること。
ステップ1:ドメインとは何かを理解しよう
- ドメインは、Web上で情報を見つけるための「住所」であり、人が覚えやすい文字列で表現されます。
- 例として https://example.com を分解すると、
https://は通信プロトコル、example.comはドメイン名、/はトップページのパスを示します。 - ドメインがない場合、192.168.1.1 のようなIPアドレスを直接指定する必要があり、覚えにくいためドメインが活用されます。
ステップ2:ドメインを取得する
- ドメインは「ドメイン取得サービス」と呼ばれる事業者から購入します。
- 代表的なサービスには「お名前.com」「Xserverドメイン」「Google Domains(現在はSquarespaceに統合)」などがあります。
- 一般的な取得フローは以下の通りです。
- 希望するドメイン名を検索し、空き状況を確認する。
- 利用可能であれば年間契約(目安:1,000〜3,000円)で購入する。
- 購入後は管理画面からDNS設定やネームサーバー設定を行う。
ステップ3:ネームサーバーを理解しよう
- DNS(Domain Name System)は、ドメイン名とIPアドレスを相互に変換する仕組みです。
- ネームサーバーはDNS情報を保持し、
example.com → 133.125.30.208のような変換を担当します。 - サービスごとのネームサーバー例:
| サーバー会社 | ネームサーバー名 |
|---|---|
| お名前.com | ns1.onamae.com, ns2.onamae.com |
| Xserver | ns1.xserver.jp ~ ns5.xserver.jp |
| さくらのレンタルサーバ | ns1.dns.ne.jp, ns2.dns.ne.jp |
ステップ4:サーバーとドメインを紐づける
- ドメインとサーバーを連携させるには、DNSレコードを設定します。
- 主に利用するレコードの種類は以下の通りです。
| 種類 | 用途 | 設定例 |
|---|---|---|
| Aレコード | ドメインをサーバーのIPアドレスに関連付ける | example.com → 133.125.30.208 |
| CNAMEレコード | サブドメインを別名として設定する | www.example.com → example.com |
| MXレコード | メールサーバーを指定する | example.com → mail.example.com |
- 例として、さくらのレンタルサーバ(IPアドレス: 123.45.67.89)で運用する場合は以下のように設定します。
| ホスト名 | 種類 | 値 |
|---|---|---|
| @ | A | 123.45.67.89 |
| www | CNAME | example.com |
- これで
example.comとwww.example.comの両方でアクセスできるようになります。
ベストプラクティス
- ドメインとサーバーを別事業者で管理する場合は、DNS情報が最新か定期的に確認する。
- Aレコードを変更した際は、反映に数時間から最大24時間かかるため余裕をもって運用する。
- HTTPS対応のために Let’s Encrypt などでSSL証明書を設定する。
info@example.comのような独自メールアドレスも、同じドメインで管理できることを覚えておく。
よくある質問
- Q. ドメイン名は自由に決められますか?
- A. 既に登録されていない名前であれば自由に設定できますが、商標やブランド名には注意しましょう。
- Q. .com と .jp の違いは何ですか?
- A. .com は国際的な用途、.jp は日本向けで信頼性が高い傾向があります。用途に合わせて選択しましょう。
- Q. ドメインを変更するとSEOに影響しますか?
- A. 適切にリダイレクトを設定すれば大きな影響は避けられます。移行計画を立てて対応しましょう。
まとめ
- ドメインはWebサイトに「名前と住所」を与える重要な要素であり、DNS設定を理解することで柔軟な運用が可能になります。
- ドメインを取得し、ネームサーバーを設定し、サーバーと接続する一連の流れを押さえておけば、Webサイト公開の基盤が整います。
- 最後に、SSL化やメール設定など周辺施策も含め、定期的にDNS情報を点検しながら運用を続けましょう。